類は友をコーリング?

都内某所にて日本のアングラシーンで活躍するドラァグクイーンの方々を「ホラ、アナタの先輩方よ!」と紹介された。会話中ずっと乳首を弄くられたけどとても猟奇的といいますか、良識的でいい人達だったのでほっこり。しかし先輩という事は僕はやはりエログロに属する人間に見えるのだろうか?確かに自分が気に入ればそれがレディースの服でも全然着るし、小1の頃は女の子として育てられていたせいか母のする真っ赤なルージュに憧れてよく鏡の前で唇を噛み切って出てきた樹液を唇に塗りたくって悦に浸ってたし、トラウマとコンプレックスと理解されない美的センスと自己顕示欲、それらがいい塩梅にミックスされた存在が彼らだとするならば、僕にはもはや何の準備も必要なくあちら側へ行ける条件を満たしている。しかしどんな場所へ逃避しようと自分であることに変わりは無い訳で、要はそれを楽しめるタマか否か、そいつが問題だ。どちらにしても最初にニオイを嗅ぎ付けてその扉をノックしたのは自分に違いないのだけれど、これは面白くなって参りましたよ。