文章は自分にとって呼吸と同意義である

つまり指から文字となって吐き出されるのは空気みたいなものなのだからそいつの内容はスカスカもしくは全く無いのが殆どでありまして、あとは若干ついた色とかニオイとか重さとか目に見えない毒素の含有量と明かされる事も無ければ気付く人もいないダブル・トリプルミーニングの言い回し、勢いがあれば清涼感、無ければただ長いだけの倦怠感、まるで結婚当初の花も恥じらい赤く色付く初々しさから突然、結婚生活30年周年も気付かないまま通過してしまった目の前で平気で屁をこきあえるような夫婦の円熟と言えば綺麗に聞こえるがその実情は冷めたフライドポテトのように喉につっかえて多くは食えない食いたくないそんな気分へと一転させる事が出来るそんな空気を煮え繰り返る腹の底から心の横隔膜によって皆様にご提供しているのだと勝手に自負しております。いやあ意味がわかりませんね。要は言いたい事はそんなにないんだけどとにかく比喩が書いてる途中でポンポン出てくるもんだからそれをそのままブチ込んでグルグルかき混ぜてるとやたら長くなってしまうんです。その分内容が無いのでさらっと読めてしまう素麺のような文章を書く六畳です。そんな
訳で僕は要点をまとめて綺麗に文章が書ける人を尊敬しています。だってそんなんコツコツ書いてたら絶対途中でぶっ壊しちゃうもの。だから小説とか書けないんだよねえ、魔が差す流星拳しちゃうからなあ。