守るものの無い毎日は

まるで気の抜けだバニラコークのようだ。それなりに甘味はあるが弾ける程にはときめかない。それをただ義務のように飲み干せば最後に残るのは何とも言えない渋みだけ。とにかく今はそんな気分。「この空っぽになった心の花瓶にどなたか花を活けてはくれませんか?小さな花で結構です。何か在るというだけで安らぐ心があるのです」なんてのを朦朧とする意識の中で打ちながら布団の上をのたうち回っている。