ベッドの上でケダモノであればある程

社会では冷静沈着で時に人格者などと謳われるもの。
そもそもバランスというのは末広がりなやつでして、
その人間の存在が大きくなればなる分だけ
メトロノームのように表裏の触れ幅も大きくなるのです。
大樹は手広くその枝を伸ばすと同時に
目に見えない地の底深くまで
自身を支えられるだけの太い根を伸ばしているという訳。
ベッドで淡白なれば実生活もチープ、
表で多趣味かつどれも濃厚であれば床の上もディープ、
という事をひとつ心の隅に置いておくとどいつもこいつも変態に見える。